2010/12/25

Best Christmas Song

さて本日はクリスマス。昨日はすっきりと晴れ上がりよい天気で喜んでいたが、残念ながら今日は雨模様になってしまった。
息子はサンタさんにもらった新しいスクーターを試せないので残念そうにうちの中で引き回している。

ということで、独断と偏見で選ぶクリスマスソングベスト3!

3位:Merry Christmas Darling
やっぱりカーペンターズは外せない。聞き直すたびに感じるカレンの声の説得力。そしてリチャードの完璧な編曲。
今回調べてみて、少なくとも2バージョンある事が確認できた。どうも昔から聞いたタイミングでちょっと違うイメージがあったのは多分そのせいだろう。
ここではオリジナルの1970年バージョンを貼付けておこう。




2位:Have Yourself A Merry Little Christmas
WJE のレーパートリーとして数年間に渡り毎年演奏してきた。メロディがとても切なく、聞くだけで雪がしんしんと降り積もる夜、という雰囲気が味わえる。コード進行も非常に美しい。

今回(またまた)調べてみると、どうもオリジナルの歌詞は非常に悲惨なものだったらしい。意訳すると
  メリークリスマス!一緒に過ごせるのも今年が最後かもしれない
  メリークリスマス!来年は私たちは引っ越してしまった後だろう
  昔はよかったね、もうそんな日々はこないけど
  友達ももう誰もいなくなってしまったけれど
  運命が許せば、また来年も一緒に祝えるよ
  これからは困難が待ち受けている
  だから今はクリスマスを祝おう
ってこれよくスタンダードになったな。むちゃくちゃ悲惨。日本(とかイギリスとか)の歌なら分かるけど、アメリカでこの歌詞で受けいれられるとはどうしても思えない。

たぶん歌詞の書き直しがなければ、スタンダードにはならなかったんだろうなあと思う。
(今の歌詞はもっと救いがある。離ればなれにはなるけど、今年が最後とは決めつけてしまわないし困難に対して覚悟を決めるように求めたりもしない)




1位:The Christmas Song
WJE では Chestnuts Song と読んでいる。クリスマスソング、だととてつもなく一般名詞なので。

これまたメロディもコード進行も歌詞もすばらしい。そして Nat King Cole のボーカルが最高。ということで文句のつけようの無い名曲。涙なしでは演奏できない。
またまた今回調べてみて、Mel Torme の作曲ということがわかった。恥ずかしながらいままで彼の事を全く知らなかった(ジャズ初心者なもので)。で彼自身が歌ったバージョンが YouTube に上がっていたので見てみたらぶったまげた。なんていうか、どうやったらこんな甘い声が出るんだろうかと。若いときにジャズを本気で聞いてこなかった事を後悔した。もったいなさ過ぎるぞ。

ということで、本来なら Nat King Cole バージョンと Mel Torme バージョンの両方をどうぞ。




2010/12/05

衝撃の音楽その3

クリスマス恒例の Hanging of the Greens (教会イベント)での WJE の演奏も終わり、今年の演奏もほぼ終わりなのだが、まだ毎週の礼拝での演奏は残っている。

そこで「これやろー」と渡されたのが Grown Up Christmas List。渡されたのは David Foster 版で、Natalie Cole が歌っている。今まで、このオリジナルバージョンが一番好きだった... このビデオを見るまでは。



Charice ってすごいな。伴奏してる David Foster が驚いてるくらいだから。
ということで、今後は Charice 版がイチオシに決定!
しかし、こんな難しい曲に挑むとは我々のバンドもチャレンジャーである。

2010/10/04

レッスンは楽し

やっぱりレッスンは楽しいよ!
2週間に一回、1時間づつレッスンをしていただいているのだが、本当に楽しくて仕方が無い。

思えば子供の頃ピアノのレッスンを長い間受けさせてもらっていたのだが、本気で練習したのは最後の1−2年のみ。両親はいったいどんな気持ちで見守っていてくれていたのだろうか。はっきりいってほとんどの期間レッスン料はどぶに捨てていたような物だ。
しかしそのおかげで現在までこうやって音楽を楽しめているのだから、感謝しまくりである。

子供のときはスケール練習は面白くなくてさぼる事ばかり考える物だが、ある程度まで基礎ができないとなかなか思ったようには弾けないからなんとかしてそこをクリアしないといけない。多分そこを乗り越えれば後は加速度的に面白くなるんだろうなぁ。
大人になるとスケール練習が必要な理由も理解できるのでなんとか踏ん張れる。そういう意味では大人の方が練習の効率は良いかもしれない。しかしその時点ではもう残念ながら伸びしろは少ないんだよなぁ。

というわけで、現在はファーストポジションのスケール練習とベースラインの練習、そして少しずつメロディの練習に入った所だ。
来年には一通りの曲は弾けるようになっておきたい物である。


最近の活動状況:
9/18 WJE 教会の秋祭りイベントでライブ
10/2 WJE San Jose Japan Town の Spirit of Japan Town でライブ。同日 Wesley Ukulele Band でも演奏
10/16 WJE San Jose Japan Town の仏教会(お寺)主催ダンスパーティーで演奏予定

写真は追って掲載。お楽しみに!

2010/08/31

エレクトリックアップライトベースについてだが

やっぱり先生についてレッスンを受ける事にした。

先日も書いたように、見よう見まねで弾いていてもピッチは狂ってるし指の動かし方は分からなくなるしで、長く引き続けるためには基礎が大事ということでちゃんと教えてもらった方が結局は早いということを確認し、ミミコの了解も得られたので先生を探していた。

岡田先生はベイエリアで活躍されている日本人ベーシストで、以前から YouTubeブログをチェックさせていただいていた。こんなすごい先生に日本語でレッスンが受けられるなんてなんて恵まれているのだろうか。これでリタイア後ジャムセッション三昧の日々を送るという夢に一歩近づいた!(ちゃんと宿題をしないとね)。

2010/08/23

Soundbiter が Wired Vison に取り上げられる


突然のことでびっくりした。http://wiredvision.jp/news/201008/2010081921.html を見てみて欲しい。
何にびっくりしたって、Google Reader に突然

「密かに会話録音できるiPhoneアプリ、米で裁判に... 『Soundbiter』(リンクはiTunes、日本からは利用不可)という無料iPhoneアプリは、ボタンひとつで「面白い音や会話」をTwitterやFacebookにアップロードできるものだ。」

って表示されたので、てっきり Soundbiter を使った誰かが裁判を起こしたのかと思ったのだ(実際には日経BPからのRSSフィードだった)。

しかしよく読んでみると Soundbiter そのものじゃなくて、録音アプリ一般では使い方次第で裁判に使われる可能性があるよということだったのでほっと一息。

ちなみに現在は Soundbiter はすでに機能強化版の NowHearThis に置き換えられている。こちらもぜひダウンロードして使ってみていただきたい(日本語化も行っているのでフィードバックをいただけると嬉しいです)。

2010/08/04

夏休み

WJE (Wesley Jazz Ensemble) のイベントがないとなかなか更新されないこのブログ。反省してます。

ということで、5月以降何が起こっていたのかをまとめてみる。

Sake San Jose イベント

本当なら5月の末にあるはずだったこのイベント、天気予報で90%の降水確率だったので演奏はキャンセルに。ところが実際の天気は晴れ。悔やんでも後の祭りである。これがシーズン最後の演奏予定だったので、WJE は9月までお休みモードに入った。

新しい相棒

6月、ついに新しいベースを購入。今回は念願のエレクトリックアップライトだ。
試奏可能な事とか、予算内であること、できればオンラインよりも実際の楽器店で購入したいこと、できるだけコンパクトに収納できること、納得出来る音色である事等を勘案した結果、NS Design の NXT を購入した。
本体に合わせて、弓、ヘッドフォンアンプ、切り替えスイッチ(エレキベースとアップライトの切り替え用)を購入し、予算内に収めることができた。音色については気に入っている。

購入時にはミミコに「毎日ちゃんと練習すること(エレキベースぜんぜん練習してないんだからもー)」と釘を刺されたが、もちろんほとんど毎日練習している。そもそも、初めはまともに音が出ない。練習なしでは数曲続けて演奏し切ることも難しかった。おまけに体力の無さを痛感し、エクササイズも復活させた。
高校生の時には音楽室にあるコントラバスを弾いていたのだが、その時だって結構きつかった。年齢を重ねた今ではもっときつい。なので体力と根性がいるのである。

目下のところいかに正確なピッチを出すか、良い運指をマスターするかが課題だ。



写真を観てもらうと分かるが演奏用に組み立てた状態ではかなり大きい(後ろのピアノはミミコの愛機 Kawai K-6)。しかし収納時はコンパクトになり BB-3000 をソフトケースに収納した状態と大差ない。この点も非常に気に入っている。


突然決まったパフォーマンス

NXTは秋までじっくり練習して初披露しようと思っていたのだが、急遽 Japantown Neighborhood Night Out Block Party での演奏が決まった。これは全米で行われる National Night Out に即して行われるもので、 San Jose 市が後援して地域住民の交流を促進する目的で開かれているものだ。(National Night Out に関してはこちらを参照のこと)。

バンドメンバーもすっかり忘れていたのだが、実は毎年演奏を頼まれていたのであった....

ということで、今回は NXT 初お披露目。BB-3000 との二刀流で挑んだ。結果は、まあ一応ボロはださずにすんだかな。突然振られたソロもなんとかこなせたし。
NXTでの練習を続けていたせいか、BB-3000に持ち変えるとなんと弾き易いことか!それに音色の違いが面白くて以前と同じ曲を弾いても新鮮で面白い。
当分二刀流を続けていきたいと思った。



写真中央のSTOPサインのすぐ横に NXT が見える。BB-3000 はドラムに隠れてしまって頭しか見えないのが残念。
このように道のど真ん中で演奏し、少し離れたところで近所の人がバーベキューして盛り上がっているのである。

2010/05/13

やばい。東京事変に(また)はまった

「スポーツ」を iTMS で買ってからというもの、東京事変漬けである。
YouTube で PV を見まくり、そして何年も悩み続けてきた結果として椎名林檎の「茎-Stem (大名遊ビ編)」も買ってしまい、そしてまた今度は OSCA の PV に感動して「娯楽」まで買ってしまいそうな勢いである。

全アルバム大人買いするという手もあるのだが、私にも予算という制約がある。思い返せば数年前バンクーバーの Book Off でなぜかアルバム(「大人」)ではなく修羅場のシングルを勝ってしまったことが悔やまれる。

亀田誠治本当にかっこいい。いっそのことエレクトリックアップライトを諦めて白のジャズベを買ってしまおうかと一瞬思ったくらい。このところ練習では「スポーツ」の曲のベースラインをコピーしている。

しかーし、家の娘(とら)がショッキングなことを...能動的三分間のPVを紹介したら、「日本のPVって面白く無いね」だと...やはりアメリカ人の感覚は違うのか....

2010/05/02

ライブ等近況


WJEでのライブが続いている。3週続くとかなり厳しい(家族の目が)。

まず先々週は北加ボーイスカウトの100周年記念ジャンボリー(かな?)@ Pleasanton 。会場には1万人以上の現役および元ボーイスカウトがあふれ、機材を運びこむのも一苦労な状態。
田舎(失礼)でローカルな割にはかなり大きな屋外ステージで、収容人数は1000人以上とのこと。演奏前、「ここでは Tower of Power が演奏したこともある。彼らと同じステージで演奏できるんだって」という、非常に光栄な話も聞いた。高まる期待。しかし....

実際に観客席にいたのは30人くらいだった....しかもそのうち10人は教会関係者だったし。まあいいけど。そんなことでめげていてはライブ3連荘は勤まらない。
暑かったので、ただでさえ少ない観客は木陰に陣取る。なのでステージど真ん前には誰もいない。なかなかシュールな光景だった。
そして、備え付けであると思っていたPAはマイク以外なく、リズムセクションはホーンが全く聞こえず、ボーカルは自分の声がほとんど聞こえない状態での演奏だった。しかし客席にいた人からは「バランスがとてもよく取れていた」「いい演奏だった」と意外と好評だったのがおもしろい。




先週の日曜は恒例の日系祭りで WJE での演奏があり、中身もなかなか満足のいくものだった。
先々週のアンプとエフェクターのセッティングをそのまま踏襲し、自分としてはいい感じの音が出せていたと思う。観客は....通行人を含めればいっぱいいたww


そして昨日の土曜日にはサクラメントのライオンズクラブのイベントで演奏。演奏時間は1時間強だが往復4時間かかるという、いやほんとに行くんですか?状態だったのだがバンドマスターが話を決めてきてしまった。なのでカープールで(乗せてもらって)行って演奏してきた。演奏もまあOK、ランチはなかなか美味しかった。写真はそこでのステージ(後方より)。
このイベントでは後半のスイングやラテンで結構な人がダンスしていた。やっぱり少々お歳を召した方が多い。この人達にとっては青春時代に体験した音楽なのだろう。

今月はもう一回、27日に San Jose Japan Town 主催の Sake San Jose でのライブがある。年に一度、Japan Town が酒臭くなる(笑)イベントである。私たちはお酒を飲まずひたすら演奏する。もちろんそれでよし。

2010/04/19

衝撃の音楽その2

何も言わずこれを聴いてみ!



すごいでしょ、Esperanza Spalding ! 言葉が出ない。

こっちもいいよ。

2010/03/22

ベースウクレレ

ここまで来るともうなんでもあり。
で、ベースウクレレである。

見た目は本体は普通のバリトンウクレレと同じ。そこに極太のブラックナイロン弦が張ってあり、ボディ内部にピエゾピックアップがセットされている。

出てくる音はとおっても低い。まあコントラバスに非常に似た感じの音になる。
これでフレットがあれば、アコースティックベースギターと瓜二つの音なのかもしれないが、借りたベースウクレレはフレットレスであった。

さらっと弾いてみた感じは、まあアコースティック(当たり前)。で、WJE で数曲弾いてみるとこれがうけた。「ウッドベースの感じがでるからこれでやってくれ」というリクエストもちらほら。面白い使い方としては、体で隠して弾く事によりどこからベースの音が出ているのかわからなくするといういたずらができる。

しかしながら、借りて自宅に持って帰ってからアンプを通して弾いてみると、これがまた難しい。本物のウッドベースに比べて弦長が極端に短いため、正確な音程を出すために押さえるポイントがシビアなのだ(フレットがあった場所は樹脂で埋められているのでぱっと見た目は簡単に弾けそうだが、その線の真上を押させても音程がずれているのでまったく当てにならない)。これはあたりまえで、バイオリンでも状況は同じである。ただしバイオリンは音が高いのでアンサンブルの中でも音程の狂いが目立つ。ベースの音域だと目立たないだけである。
Swing の曲を何曲か弾いてみたものの、全く様にならない。まず正確な音程を出すためにポジションを覚える練習をしないと、自分で聴いていても体がふにゃふにゃになってくるそ!うーん大昔にフレットレスベースを弾いていたときにはこんなことはなかったんだが、まあ弦長が全く違うしな。

つーか普通のバリトンウクレレでベースの音を出すこと自体無理がないか?とかなんとか言ってもエレクトリックアップライトを手に入れるまではこれで代用するしかないので、とにかく練習だ。

(まさかウクレレバンドメンバーのうち2人もベースウクレレ買うとは思わなかった。おかげで一台貸してもらえたからラッキー)

2010/03/12

音楽的充実

ラッキーなことに、このところ音楽絡みのイベントが多くて楽しい。

WJE はライオンズクラブでの演奏から始まって、先週は Boy Scout のファンドレイジング・ダンスパーティーでの演奏。この後4月に一回、5月に3回とライブが続くので、練習も隔週で入る。

この前書いたように Mono Case を使い始めた。これまでのハードケースと比べると機動性が抜群によくなった。

明日は本当に久々にベースのレコーディング。Duane の自宅スタジオでライン直で録音する予定。いやあミスってもソフトで修正してくれるから安心だ < などと言う前に練習しないと。

先週、San Francisco の Yoshi's を初めて体験。会社のチームビルディングでバースペースを借りきってのものだったのだが(おまけにオフィスからバスで送迎。らくちん!)、10時から始まるDJタイム(ディスコ、だよね。いやクラブだ)に耐えられないと思い、比較的年齢の高い同僚と Jazz Club に避難した。
その日の演奏は Poncho Sanchez だった。これがもう最高で、いやというほどラテンのリズムを堪能した。もうバンド全体がグルーブ発生器、むちゃむちゃタイト、キメのところは涙モノである。おまけにベースはエレクトリックアップライトで、もうこれは絶対手に入れるしかないぞ状態になってしまった。これでたったライブチャージ $20 ですよ!ああなんという幸せ。

あ、明日は教会で中学生にベースを教える日でもあった。楽器を教えるのは弾くのとまた違って難しい。自分が無意識に行っていることを言葉にするところでまずバリアがあるし、おまけに私の場合日本語を英語にするステップでまた詰まってしまうので、まあ生徒も訳の分からないことを言われて混乱してるかもしれない。ごめんなさい。

ということで、明日のために曲を予習することにしょう。

2010/02/27

Mono 買いました

この程、誕生日プレゼントの先食いで Mono のソフトケースを購入。去年からずーーーっと欲しかったのだが、やっと手に入れた。

さすがにベースを動かす度にハードケースで持ち運ぶのはきつくなってきた。結果として教会に置きっ放しで練習時間も激減し、これじゃまずいどうにかしなきゃと思った時に一番問題だと思ったのは持ち運びの手間だった。かといって普通のソフトケースだと車に載せた時や建物の中を歩いている時の保護に難がある。Mono なら ABS 樹脂でばっちりプロテクト、というわけだ。

実際にベースをいれて担いでみるとむちゃくちゃ軽い。これならひょいっとどこへでも持っていけそうだ。ポケットの収納量もそれなりに多いので、チューナーと最低限シールドを入れておけば他のものを忘れても演奏できないことはない。

ハードケースは確かにがっしりしていて安心なんだが、大きくて我が家に置く場所がないし、愛車カムリのトランクは斜めに乗せないと入らないし、おまけにベース本体より重い。ちなみに BB3000の純正ケースである。体力のないおじさんにはちょっともう無理。
昔、大学生だったときにケースに入った DX7 を持って心斎橋の練習スタジオからミナミの王将まで心斎橋筋を歩いて移動していた事が今では信じられないくらいひ弱である。その時も重すぎて死ぬかと思ったが、今なら速攻で腰を壊す。

話が脱線したがとにかく明日が我が Mono ケースの体外デビューである。わくわく。

2010/02/01

心に染み入る It's My Job

It's My Job. これは名曲だ。

作詞作曲は Jimmy Buffett で彼自身も歌っているが、ちょっと曲のイメージが違う。私のお気に入りは Livingston Taylor バージョンである。彼の声の方がしっくりくるし、味わい深い。サウンドも心地よい。

歌詞は例えばこちらから。何か日ごろ仕事に対する不満とか不安とかが渦巻いていても、この曲を聞けばすっきりと落ち着くかも。
道路の清掃をしている人が明るくしているのでどうしてかと聞くと、これが自分の仕事だしうまくうやるんだと。一方お金持ちのおじさんは彼の仕事の故に皆から認められているがあまり幸せではない。自分は普段忘れているけれど人とは違うことができるんだからそれだけでそれを一生懸命やる価値があるんだ、という感じだろうか。

できればオンラインで買いたかったのだが、Livingston Taylor 版はどこを探してもない。彼の他のアルバムは iTMS にも Amazon MP3 にもあるのだがこの曲とこの曲が含まれているアルバム (Our Turn To Dance) はなぜかオンラインでは販売されていなくて残念だ。権利関係がややこしいのかもしれない。

さくら本番

昨日は教会で新年会イベントがあった。先日アレンジした「さくらさくら」をウクレレバンド総勢約20名でお披露目したのであった。

本人としても、ステージで大人数での演奏を聞けて、とても満足だ。自分でウクレレ4本を多重録音したのとはか迫力が違う。
ゲストの皆さんにも「琴みたいだった」と言ってもらえて、狙いがあたってうれしい。

残念ながら録音はされてないみたいだったが、たぶん来年も演奏してもらえるだろうから、その時は誰かに頼むことにしよう。

2010/01/27

ウクレレ初心者用アプリのアイディア

今日突然閃いた。

こんなウクレレ初心者用 iPhone App はどうだろう?週末2回くらいで作れればいいのだが、もっと時間がかかるだろうなぁ。

ウクレレ初心者のコード演奏を支援するアプリ

1. 必要なコード表を必要なときに表示
2. 曲のテンポを簡単に設定可能
3. コードチェンジ(コード進行)を簡単に入寮可能
4. リアルタイムテンポ表示(擬似メトロノーム)


1. 必要なコード表を必要なときに表示

  • 曲の進行に応じて、実際のコードチェンジの半テンポ前に対応するコード表を表示する
  • 現在演奏中のコードなのか、次に演奏すべきコードなのかを容易に識別することができる
  • コード表にはポジションとコード名を含む
  • 多分1曲で使えるコードの数を制限すべき(メモリ節約のため)


2. 曲のテンポを簡単に設定可能

  • 指のタップによってテンポを設定し、保存することができる(シンプルにするため1種類のみ)
  • 設定時にはガイドのメトロノームを鳴らす
  • 予め何回タップを受け付けてテンポ計算の元にするかは決められている(4拍子用と3拍子用)
  • 計算できたら、速度を標示し、ユーザーに確認をとる

3. コードチェンジ(コード進行)を簡単に入寮可能

  • コード入力およびタイミング入力は最小限に抑える
  • リズム譜等を用いて直感的な入力を可能とする
  • 入力コードは表から選択する
  • マーカーを入力可能とする。実行時には、マーカーの標示を行う

4. リアルタイムテンポ表示(擬似メトロノーム)

  • 実行時、テンポがわかるような標示を行う
  • 発音するかどうかは設定可能とする(発音すれば通常の電子メトロノームと同じ)


追加機能(多分V2)

  • コード表の表示時に音も鳴らす
  • ギターもサポートする
  • バリトンウクレレのサポート
  • Androidに移植

2010/01/08

音楽の基礎教育

先日同僚と話してて思い出したのだが、このあたりの公立小学校では音楽のクラスがないところがある。
音楽、絵画等の芸術系のカリキュラムはオプションであり、予算が足りない現状ではお金が出ないのだ。なので保護者が寄付をして先生を雇用して授業をしてもらう必要がある。それができなければ、それらの授業はなくなる。

するとどうなるか。小学校で楽譜の読み方を全員が学習する訳ではない、ということだ。というか、基本的には習わない。
なので楽譜が読めるというのはある程度特殊技能になるのだ。
別にオーケストラの楽譜を読むとかいう話では全くなく、たとえばメロディと歌詞が載っているシートを見てもどう歌ったらいいか分からないということで、そういう意味では日本の教育は本当の基礎のところはしっかりしてるんじゃないかと思ったりする。

思い返せば、小学校には音楽室があり、そこにある程度は合奏ができるだけの楽器(アコーディオンとかタンバリンとかすずとか)もあり、レコーダーは全員が買わされて持っていたし、ピアニカもかなりの子が持っていたし、そういう意味ではかなり音楽的に豊かな環境だったんじゃないだろうか。たとえ合奏の時にほとんどの子がリコーダー担当だったとしてもだ。

でも、こちらに来て感じたのは、ある程度楽器が弾けるようになれば、コチラのほうががぜん面白いということだ。アマチュアの層が厚いのでちょっとしたコンサートでもレベルが高く満足のいく演奏が聞けるし、その気になれば(時間を作れば)レッスンを受けられる機会も多い。日本でもそのような環境があるところにはあるかもしれないが、そのようなことは残念ながら経験できなかった。

なので個人的には満足しているのだが、子どもたちが高い授業料を払わないと楽譜の読み方を習えないというのもかわいそうな気がする。
ただし、これって本当にカリフォルニアとかサンノゼの周辺だけかもしれないんだけど。

2010/01/03

明けましておめでとうございます。

2010年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年は「医龍」の音楽で幕開け。というのはお正月の地上波の映画が今年は今ひとつだったので、レンタルビデオ屋さんから「医龍」(パート1)を全回分借りてきて見正月だったのだ。

医龍は毎回泣かせる場面があって、それがまた悔しいことに泣ける。BGMが素晴らしいことが約70%の要因であると思われる。
本当はサントラ盤を手に入れたいが諸事情もありかなわないので、今のところは YouTube でお茶を濁している。

「さくらさくら」のウクレレ用編曲はうまく行った。本日ウクレレバンドのアクティブメンバー3人とともに音出ししてハーモニーを確認。なかなかうけが良かったので多分これで大丈夫だろう。再レコーディングの時間はなかったので、これは今月の宿題とさせていただきます。