2010/03/22

ベースウクレレ

ここまで来るともうなんでもあり。
で、ベースウクレレである。

見た目は本体は普通のバリトンウクレレと同じ。そこに極太のブラックナイロン弦が張ってあり、ボディ内部にピエゾピックアップがセットされている。

出てくる音はとおっても低い。まあコントラバスに非常に似た感じの音になる。
これでフレットがあれば、アコースティックベースギターと瓜二つの音なのかもしれないが、借りたベースウクレレはフレットレスであった。

さらっと弾いてみた感じは、まあアコースティック(当たり前)。で、WJE で数曲弾いてみるとこれがうけた。「ウッドベースの感じがでるからこれでやってくれ」というリクエストもちらほら。面白い使い方としては、体で隠して弾く事によりどこからベースの音が出ているのかわからなくするといういたずらができる。

しかしながら、借りて自宅に持って帰ってからアンプを通して弾いてみると、これがまた難しい。本物のウッドベースに比べて弦長が極端に短いため、正確な音程を出すために押さえるポイントがシビアなのだ(フレットがあった場所は樹脂で埋められているのでぱっと見た目は簡単に弾けそうだが、その線の真上を押させても音程がずれているのでまったく当てにならない)。これはあたりまえで、バイオリンでも状況は同じである。ただしバイオリンは音が高いのでアンサンブルの中でも音程の狂いが目立つ。ベースの音域だと目立たないだけである。
Swing の曲を何曲か弾いてみたものの、全く様にならない。まず正確な音程を出すためにポジションを覚える練習をしないと、自分で聴いていても体がふにゃふにゃになってくるそ!うーん大昔にフレットレスベースを弾いていたときにはこんなことはなかったんだが、まあ弦長が全く違うしな。

つーか普通のバリトンウクレレでベースの音を出すこと自体無理がないか?とかなんとか言ってもエレクトリックアップライトを手に入れるまではこれで代用するしかないので、とにかく練習だ。

(まさかウクレレバンドメンバーのうち2人もベースウクレレ買うとは思わなかった。おかげで一台貸してもらえたからラッキー)

2010/03/12

音楽的充実

ラッキーなことに、このところ音楽絡みのイベントが多くて楽しい。

WJE はライオンズクラブでの演奏から始まって、先週は Boy Scout のファンドレイジング・ダンスパーティーでの演奏。この後4月に一回、5月に3回とライブが続くので、練習も隔週で入る。

この前書いたように Mono Case を使い始めた。これまでのハードケースと比べると機動性が抜群によくなった。

明日は本当に久々にベースのレコーディング。Duane の自宅スタジオでライン直で録音する予定。いやあミスってもソフトで修正してくれるから安心だ < などと言う前に練習しないと。

先週、San Francisco の Yoshi's を初めて体験。会社のチームビルディングでバースペースを借りきってのものだったのだが(おまけにオフィスからバスで送迎。らくちん!)、10時から始まるDJタイム(ディスコ、だよね。いやクラブだ)に耐えられないと思い、比較的年齢の高い同僚と Jazz Club に避難した。
その日の演奏は Poncho Sanchez だった。これがもう最高で、いやというほどラテンのリズムを堪能した。もうバンド全体がグルーブ発生器、むちゃむちゃタイト、キメのところは涙モノである。おまけにベースはエレクトリックアップライトで、もうこれは絶対手に入れるしかないぞ状態になってしまった。これでたったライブチャージ $20 ですよ!ああなんという幸せ。

あ、明日は教会で中学生にベースを教える日でもあった。楽器を教えるのは弾くのとまた違って難しい。自分が無意識に行っていることを言葉にするところでまずバリアがあるし、おまけに私の場合日本語を英語にするステップでまた詰まってしまうので、まあ生徒も訳の分からないことを言われて混乱してるかもしれない。ごめんなさい。

ということで、明日のために曲を予習することにしょう。