2009/06/28

演奏三昧

今日は久々にいーーーっぱいベースを弾いたぞ!

教会の礼拝で3曲。1曲はいつも通り Praise Band でがんがんなので問題なし。他の2曲は賛美歌をギターとベースのみ、キーボードとベースのみの伴奏で演奏したため、少しだけ緊張(だってベースの音がみんなにもろにきこえちゃうじゃないか ^^)

今日は礼拝が終わってから牧師先生の歓送迎会がホールで行われた。まず皆さんがポットラックの食事をとって食べている間のBGMとしてクアルテットで30分ほど Jazz を演奏。いや、やっぱりいまだにソロとるのは苦手。いつもの3人にピアノの Shane が助っ人として来てくれた。彼はプロなのでむちゃむちゃうまい。演奏しながらもかれのソロに感動。
そのあと、我が教会が誇るウクレレバンドのバックアップでドラムの Todd と共に演奏。初見。いいのかそんなので。ラッキーな事に3曲ともすでに知っていた曲だったのできっちりまとめられた。

今日は娘もいっしょにいたので感想を聞いたら、一言「弾いてるとき体が揺れ過ぎ。」はい、その通りです。家に帰ってから録画したDVDを見たらすごい揺れてる。でも動いちゃうからしかたないじゃないか!来週からはせめて目立たない服を来て行くことにしよう。

2009/06/27

マイケル・ジャクソンが亡くなって

マイケル・ジャクソンが亡くなったということで、世界中に再度ブームが起きているように見える(私だけかもしれない)。

確かに、スリラーのMTVを見たときにはすごいと思ったが、なにせ住んでいたのが田舎だったのでリアルタイムで見た訳ではない。かなり後になってから見て「ふーん凝ってるな」とは思ったが、まあMTVがあまり好きではなかったせいもありものすごく影響を受けたわけでもなかった。

一方 Beat It! は(日本語タイトルだとはずかしくて書けん)好きだった。サウンドが。Edward Van Halen のギターがかっこよく、それ目当てだけで聴いていた気がする。ベースラインもコピーしたし。

ま、そんなもんだ。すまん、マイケル。

2009/06/25

ぱーぷる

突然 Deep Purple が聴きたくなり、娘の迷惑そうなそぶりも気にせずがんがんカーステレオでかけてみた。

しかし彼らの初期のスタジオアルバムはなぜここまで音が悪いのか。特に「イン・ロック」とか。中学生だったときにレコードを借りて聴いた時でさえ、「なにこのひどい音」というのが第一印象だったし、「ライブインジャパン」の音はすばらしかったのに、ライブアルバムの方がサウンドがいいっていうのはひどくないか。
サウンドだけじゃなくて演奏もライブ版の方が数段迫力があるが、これはもともとライブバンドなので同然かも。あ、でも録り直ししてるじゃないかっていうのは無し。最終的に流れてきている演奏について言っているんだから、録り直ししてても問題ない。スタジオ版なんて細切れに編集してたってあれだから...


http://yiqyaq.com/tx/gv2 スタジオ版と
http://yiqyaq.com/tx/gvz ライブ版
どっちがいい?

ともあれ、久々に聴くとやっぱりいいなあ。特に Burn は。

そういえば、娘の中学校のブラスバンドの野外コンサートで、「父兄のために」ということで「スモーク・オン・ザ・ウォーター」を演奏したことがあり、やっぱり無理でこけていた。先生曰く、「二度とやらない」らしい。

2009/06/16

商業音楽はどうなるのか

CNET Japan ブログに掲載された久々にじっくりと読ませてくれるすばらしい記事。


ありふれたことに驚く〜ユリイカの坂本龍一総特集(後編)

長い記事なのでかなりの情報量だが、特に後半、いま自分が考えている事にかなり近い記述があったので、紹介させていただく。

純粋な気持ちで始められた「ヒットパレード」が、いつの間にか自己目的化し、スターを生むということと音楽を作るという作業がだんだんと混乱していった。

 
御意。ひょっとすると「純粋な気持ちで始められたヒットパレード」というのはあまりにナイーブな意見かもしれないけれど、でも私もそれはそう思いたい。たとえそれが大昔の話であったとしても。

「伝えたい」、「共感したい/させたい」、「感動したい/さえたい」という原点から多少ずれて、カラオケを通じてヒットしている曲とその雰囲気について いきたい、そういうヒット曲探し自体のようなモノが、音楽市場の中で自己目的化して一人歩きを初めていないか。特に90年代後半のタイアップにより次々と ミリオンセラーを生み出していった時期が、その傾向を助長したような気がします。

私はプロがカラオケで歌う歌番組が大嫌いだった。別にプロの歌手がカラオケで歌ってもいいのだが、それはあくまでプライベートで楽しむ物なんじゃないかと思っていたから。同じ歌うのでもカバーであればアーティストとして曲に取り組んでいることになるが、カラオケで堂々と歌うなんてあまりに音楽を貶めていないか。もちろんカバーでもカラオケのつもりで歌ってしまえば同じ事なんだが。
ヒットさせるためにカラオケで歌いやすい曲をリリースー>みんながカラオケで歌うー>実は歌手もバックはカラオケで良かったんだということに気づくー>カラオケ用の曲をリリースするのが当然になる... 悲しい帰結である。

商業音楽は一般人に受けいれられればそれでいいんだ、という意見も最もだ。でもそれだけだったらあまりに悲しいじゃないか。たとえ制限のある環境にあっても、人の心を動かす、人の心にいつまでも残る曲をめざすのがプロだと思う。

そのことと、これからの音楽ビジネスモデルの変化がどう絡んでいくのかは、難しすぎて、とても今の僕にはすぐには分かりませんけれども、自分の子供が、歌 から言葉を覚え始めている様子をみるにつけ、コミュニケーションの基礎には音があることは、とても強く実感するところがあります。

私の息子は今3歳とちょっと。おしゃべりは遅めで、まだ3語くらいしか単語がしゃべれない(日本語英語含めて)。でも、彼は歌う。気がつくと「ふーんふーんふーん」と鼻歌を歌っている。また、大好きな曲が流れると本当にうれしそうに歌うのだ。音楽というのはすごいもんだな、と再実感させられる。

言葉が初めか、音楽が初めか、私には分からない。しかし音楽には確実に人を感動させる力があるし、様々な影響を与える事が出来る。商業音楽であっても、商業的な成功のみを追い求めるだけでなく、真に人に愛される曲が溢れることを願う。

ちなみに、音楽とは関係ないが

地球改造力だけなら、36億年の太古から今に至るまで、バクテリアや菌類の方が、よほど大きな影響力を持っている。人間はひ弱だったからこそ、道具を発明 し、環境を言語的に認識する能力を身につけ、厳しい気候の時代も生き抜くことができた。人間が地球自体を変えたり守ったりできると思うのは、余程不遜な思いこみである。

その通り。人間がエコしようがCO2を削減しようが地球を守ったりはできない。長い地球の歴史を考えればこの程度の気候変動など想定の範囲内。環境保護運動は地球のためとかいいながらじつは自分達の既得権を守ろうとしているだけなのでうさんくさく聞こえるのだ。地球は人類がいなくなっても全く困らない。

2009/06/10

衝撃の音楽-U.K.

U.K. U.K. U.K.!

そう。私の Most Favorite Group の1つにして青春時代に重大な影響を受けたグループ、U.K.について。


プログレファンの中では U.K. に対する評判はあまり良くないと聞く。特に Allan Holdsworth と Bill Bruford が抜けた第2期については名前を聞く事すらまれである。

が、私にとっては U.K. は第2期、それもライブアルバム『Night After Night』が全てである。

例によって YiqYaq を使って曲のさわりを紹介したいが、残念ながら Amazon MP3 Store ではこのアルバムは取り扱われていない。したがって、曲は 1st Album の「U.K.」の物だ。ちなみに、曲の印象2つのアルバムで全く違う。演奏者が一部違う(ドラムが Terry Bozzio に交代、ギターは不在)というのもあるし、ライブだから、というのもある。両方が影響しているのだろう。貼付けてある Amazon.co.jp のバナーをクリックした先のページでは、曲毎に試聴できるようだ(直接試聴用リンクをここに貼ることはできない)。

私が中3のとき、当時高1だった先輩の家でLPを聴かせてもらったのがそもそもの始まり。「こんなの買ったんだけど」といっておもむろにステレオでかけてくれ、1曲目の歓声からぐっと引き込まれ最後まで一気に聴いてしまった。たしか、一言も口をきけず圧倒されていたのだと思う。

曲をいくつかピックアップしてみる。
  • ナイト・アフター・ナイト
    ポップだ。が一瞬プログレが感じられる、今考えると後の Asia につながる Wetton の得意とするタイプの曲。
  • ナッシング・トゥ・ルーズ
    ジャケット写真に写っていたので Eddie Jobson がバイオリンを弾くのは分かっていたのだが、実際に曲の中で持ち替えている事が分かって「なるほどー」と納得。ライブだからキーボードからバイオリンに持ち替えている間は彼は演奏していない。が自然なので気にならない。

  • アラスカ
    http://yiqyaq.com/tx/3jq
    これを聴いてアラスカに行ってみたいと思った。当時中3の私にはアラスカに行く事など思いもよらない夢物語だった。この曲により、自分のアラスカのイメージが固定されてしまった。実際に行ってみれば全く違うんだろうなあ。

  • プレスト・ヴィヴァーチェ
    http://yiqyaq.com/tx/3jv
    大学時代のバンドでこの曲をコピーしようと言うことになり、キーボード担当が全く練習なしで弾けてしまったので愕然とした。が結局客受けしないだろうということで没になってしまった。やったらおもしろかったのに。

  • イン・ザ・デッド・オブ・ナイト
    http://yiqyaq.com/t/wk5
    ほとんど全編変調子で押しまくるプログレ。これもバンドでやってみたかったなぁ。ライブとスタジオでは全く曲の印象が違う。個人的にはもちろんライブ版しか考えられない。

  • シーザーズ・パレス・ブルース
    Eddie Jobson がディストーションバイオリンを弾きまくるこれもほとんど全編変調子の曲。むちゃむちゃかっこいい。John Wetton と Terry Bozzio のサポートも完璧。個人的にはこれはロックの名演奏ベストテンに入ると思っている。
このアルバムを聴いた後、直後に思った。「大学にいかなきゃ」。なぜか。当時の私の頭の中には、住んでいた田舎から脱出するには大学に行くという考えしかなかったからだ。とにかく都会に行って、こういうすばらしいアーティストの演奏を聴きたい(田舎にはせいぜい都はるみくらいしか来てくれなかった)。そのためには田舎を脱出するしか無い。親親戚を説得して都会に出るためには大学に行くしかない。大学に行けばバンドを組む仲間も見つかるだろうし、という理屈だ。時代が今とは違うと言え、なんと幼稚な考え方だっただろう。でもおかげでその後大学に進み都会に出られたのだから、それはそれでよかったのだろう。
返す返すも残念なのは、U.K. の生ライブをこの目で見られなかった事だ。いや、まだあきらめるのは早い。ひょっとしたらメンバーの老後の生活費用捻出のため再結成ライブをするかもしれない。いざそうなったらどうしよう...

2009/06/09

疲れに効く曲は?

疲れたーなんかだるい。

このような時に聴く音楽は?

しっとりとしてかつ活力が回復していく実感が湧く物がいい。


私の場合は、坂本龍一の Energy Flow. ありきたりだがなんだかんだ言っても過去仕事がきつい時に電車での移動中に聴いて癒してもらった。TVCMに載せられ過ぎたという事も言えようが、実際に効いたんだから仕方ない。


あとはやっぱりビートルズかな。疲れている時は White Album か Let It Be が良い。White Album には I'm So Tired が入っているから。またポールのアコースティック曲群も適度に癒してくれる。Let It Be は Two Of Us のけだるい雰囲気が非常に良く合う。ジョンとポールの投げやりなハモリがすばらしい。

なんでこんな話題でエントリを書いているかと言うと、もちろん現在すごくぐったりきているからである。長時間に渡る緊張の後の弛緩ってことかな。

2009/06/08

VOX amPlug Bass 欲しい!

これ欲しい!

http://www.voxamps.jp/products/amPlug2/

なにせ、ベースのジャックに直接つなぐだけでヘッドフォンから鳴らせるのがいい。あまりに小さいので、紛失を心配してしまうくらいだ。

こちらの Guitar Center 等では見た事が無い。日本では楽器屋さんで売っているのだろうか?もしも試した人がいたら教えてください。

2009/06/06

気分を変えたい時の音楽

皆さんは自分の気分をコントロールしたいときに決まって聞く音楽はあるだろうか。

私の場合、とくに落ち込み気味の雰囲気を立て直したい時に聴く音楽がこのところ変わって来た。

若い時はとにかくビートルズだった。落ち込んだとき、特に彼らの初期の演奏を聴くと少しずつ元気が出てくる気がした。ビートルズの初期の音は、録音技術がまだ未熟だったこともあり非常にラフで、彼らのエネルギーがスピーカー(かイヤホン)からほとばしり出てくるような雰囲気があった。ジョンの声はポールとちがって無理矢理叫んでいるような一途さが感じられて好きだった。

しかしこのところ歳のせいかもう少し落ち着いた音楽の方がしっくり来るようになった。落ち込んでいる時に大音量でメタルを聴いても落ち込みは解消しない。AORや洗練された系のロックの方が癒し効果が高い。かといって失恋の曲とかはだめだけど。ブルースもやめておいたほうがいい。

では気分を高揚させたい時は?これはもうポジティブさを感じる音楽を聴くしかない。
とりあえず、ポジティブな気分になりそうな曲を集めたCDを焼いて、イベントに向かう車の中で聴くことにしている。曲のラインナップは
  • I'm OK Stix
  • Sunday Morning Maroon 5
  • Jump Jive An' Wail The Brian Setzer Orchestra
  • We Will Rock You - We Are The Champion Queen
  • Hit Me With Your Best Shot Pat Benatar
等。ベタベタ。

問題は、プログレはどちらの気分にも合わないってことだ(笑)。