2009/04/29

音楽メタデータの独占は音楽ネットサービスを破壊するか

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090427/169353/ より、どうも音楽メタデータがMacrovisionによって独占(言い過ぎだったら寡占)状態になってしまう懸念がある様子。

一番分かりやすいのが CDDB の情報だ。パソコンにCDを挿入し何らかのプレイヤーが起動したら、自動的にネットにアクセスして曲名等の情報をダウンロードして表示するのが一般的だが、この情報を得るためのコストが上がってしまったらどうなるか。
特に非常に利益の薄いインターネットラジオのサービス等には大打撃になるのではなかろうか。

また、これはひょっとしたら正しい理解ではないのかもしれないが、これまでのCDDBにはボランティアにより入寮された情報が多々あると思っているのだが、これらの扱いについて、問題にはならないのだろうか。

もしも結果として情報が非常に使いにくいものになってしまった場合は、フリーの新しいサービスを立ち上げる団体が出てくるのだろうか。

個人的にはこれ以上音楽関係のネットサービスを苦境に陥れるような状況にはなってほしくはない。今後もモニターを続ける必要がある。

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