さて本日はクリスマス。昨日はすっきりと晴れ上がりよい天気で喜んでいたが、残念ながら今日は雨模様になってしまった。
息子はサンタさんにもらった新しいスクーターを試せないので残念そうにうちの中で引き回している。
ということで、独断と偏見で選ぶクリスマスソングベスト3!
3位:Merry Christmas Darling
やっぱりカーペンターズは外せない。聞き直すたびに感じるカレンの声の説得力。そしてリチャードの完璧な編曲。
今回調べてみて、少なくとも2バージョンある事が確認できた。どうも昔から聞いたタイミングでちょっと違うイメージがあったのは多分そのせいだろう。
ここではオリジナルの1970年バージョンを貼付けておこう。
2位:Have Yourself A Merry Little Christmas
WJE のレーパートリーとして数年間に渡り毎年演奏してきた。メロディがとても切なく、聞くだけで雪がしんしんと降り積もる夜、という雰囲気が味わえる。コード進行も非常に美しい。
今回(またまた)調べてみると、どうもオリジナルの歌詞は非常に悲惨なものだったらしい。意訳すると
メリークリスマス!一緒に過ごせるのも今年が最後かもしれない
メリークリスマス!来年は私たちは引っ越してしまった後だろう
昔はよかったね、もうそんな日々はこないけど
友達ももう誰もいなくなってしまったけれど
運命が許せば、また来年も一緒に祝えるよ
これからは困難が待ち受けている
だから今はクリスマスを祝おう
ってこれよくスタンダードになったな。むちゃくちゃ悲惨。日本(とかイギリスとか)の歌なら分かるけど、アメリカでこの歌詞で受けいれられるとはどうしても思えない。
たぶん歌詞の書き直しがなければ、スタンダードにはならなかったんだろうなあと思う。
(今の歌詞はもっと救いがある。離ればなれにはなるけど、今年が最後とは決めつけてしまわないし困難に対して覚悟を決めるように求めたりもしない)
1位:The Christmas Song
WJE では Chestnuts Song と読んでいる。クリスマスソング、だととてつもなく一般名詞なので。
これまたメロディもコード進行も歌詞もすばらしい。そして Nat King Cole のボーカルが最高。ということで文句のつけようの無い名曲。涙なしでは演奏できない。
またまた今回調べてみて、Mel Torme の作曲ということがわかった。恥ずかしながらいままで彼の事を全く知らなかった(ジャズ初心者なもので)。で彼自身が歌ったバージョンが YouTube に上がっていたので見てみたらぶったまげた。なんていうか、どうやったらこんな甘い声が出るんだろうかと。若いときにジャズを本気で聞いてこなかった事を後悔した。もったいなさ過ぎるぞ。
ということで、本来なら Nat King Cole バージョンと Mel Torme バージョンの両方をどうぞ。
2010/12/25
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