そう。私の Most Favorite Group の1つにして青春時代に重大な影響を受けたグループ、U.K.について。
プログレファンの中では U.K. に対する評判はあまり良くないと聞く。特に Allan Holdsworth と Bill Bruford が抜けた第2期については名前を聞く事すらまれである。
が、私にとっては U.K. は第2期、それもライブアルバム『Night After Night』が全てである。
例によって YiqYaq を使って曲のさわりを紹介したいが、残念ながら Amazon MP3 Store ではこのアルバムは取り扱われていない。したがって、曲は 1st Album の「U.K.」の物だ。ちなみに、曲の印象2つのアルバムで全く違う。演奏者が一部違う(ドラムが Terry Bozzio に交代、ギターは不在)というのもあるし、ライブだから、というのもある。両方が影響しているのだろう。貼付けてある Amazon.co.jp のバナーをクリックした先のページでは、曲毎に試聴できるようだ(直接試聴用リンクをここに貼ることはできない)。
私が中3のとき、当時高1だった先輩の家でLPを聴かせてもらったのがそもそもの始まり。「こんなの買ったんだけど」といっておもむろにステレオでかけてくれ、1曲目の歓声からぐっと引き込まれ最後まで一気に聴いてしまった。たしか、一言も口をきけず圧倒されていたのだと思う。
曲をいくつかピックアップしてみる。
- ナイト・アフター・ナイト
ポップだ。が一瞬プログレが感じられる、今考えると後の Asia につながる Wetton の得意とするタイプの曲。
- ナッシング・トゥ・ルーズ
ジャケット写真に写っていたので Eddie Jobson がバイオリンを弾くのは分かっていたのだが、実際に曲の中で持ち替えている事が分かって「なるほどー」と納得。ライブだからキーボードからバイオリンに持ち替えている間は彼は演奏していない。が自然なので気にならない。 - アラスカ
http://yiqyaq.com/tx/3jq
これを聴いてアラスカに行ってみたいと思った。当時中3の私にはアラスカに行く事など思いもよらない夢物語だった。この曲により、自分のアラスカのイメージが固定されてしまった。実際に行ってみれば全く違うんだろうなあ。 - プレスト・ヴィヴァーチェ
http://yiqyaq.com/tx/3jv
大学時代のバンドでこの曲をコピーしようと言うことになり、キーボード担当が全く練習なしで弾けてしまったので愕然とした。が結局客受けしないだろうということで没になってしまった。やったらおもしろかったのに。 - イン・ザ・デッド・オブ・ナイト
http://yiqyaq.com/t/wk5
ほとんど全編変調子で押しまくるプログレ。これもバンドでやってみたかったなぁ。ライブとスタジオでは全く曲の印象が違う。個人的にはもちろんライブ版しか考えられない。 - シーザーズ・パレス・ブルース
Eddie Jobson がディストーションバイオリンを弾きまくるこれもほとんど全編変調子の曲。むちゃむちゃかっこいい。John Wetton と Terry Bozzio のサポートも完璧。個人的にはこれはロックの名演奏ベストテンに入ると思っている。
返す返すも残念なのは、U.K. の生ライブをこの目で見られなかった事だ。いや、まだあきらめるのは早い。ひょっとしたらメンバーの老後の生活費用捻出のため再結成ライブをするかもしれない。いざそうなったらどうしよう...
この時のUKは何と言ってもTerry Bozzioでしょう
返信削除Billも独特だけど、正確無比さでは圧倒的にTerry!
ということで、私も好きですこのアルバム
Danger Moneyも、もちろん大好きですね
ちなみにThe Only Things She Needsが最高!
calcio95
いやー本当そうですよね。私は Terry のテクニックもさることながらあのドラムサウンドにまいりました。
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